だから「なんくる」って
だれのための場所なのか
だれのための名前なのか
だれのための支援なのか
まぁそういうことなんですよ.
「なんくる」
沖縄の方で「なんくるないさー」言いますね.
「なんとかなるよ」と.
その意味も入ってるといえば入ってるんですが.
創業するときに‥屋号をどうしようかと.
英語やフランス語で活動やミッションをイメージしたおしゃれな名前とか
福祉らしいほのぼの柔らか,ふんわりパステルカラーみたいな名前とか
何のこっちゃ分からんような必殺技みたいな厨二病全開の創作ワードの名前とか
考えたのは考えたんですけどね.
でも,まぁ誰に来てもらいたいのかと.
そういうことで.
私たちが支援したい,しなければと思っていたのは
知的障害のある彼ら,彼女ら.
彼ら,彼女らが
覚えやすく
口にしやすく
まぎらわしくなく
なんとなしに楽しく
そんなんないやろかと.
そこで.
母音が‥「a」「n」となる音で始まって
ちょっと楽しくなるような音が入る
少々薄学でお恥ずかしいですが.
a-nはですね.
赤ちゃんが最初に覚える言葉で.
まんま ma-n-ma
からヒントを.
口を大きくあけて 「アー」
そしてとじて 「ンー」
と.
もし,少しおじゃべりが苦手ではっきりと言えなかったとしても.
「なんくる」に行きたい,楽しかった‥と誰かに伝えやすいように.
「なんくる」で嫌なことがあった,もう行きたくない‥も伝えやすいように.
「あん」「かん」「さん」「たん」‥「なん」「はん」‥
と考えて.
「なん」+「くる」
なんだか「くるっ」というの楽しい感じがするなぁと.
そんな経緯で.
いまや,どうでしょう.
1日あたりのべ,1000回くらい発言されている「なんくる」
んなことないか.
メンバー+職員でだいたい‥1日40名.
ひとり3回言ってくれてれば,120回くらいか.
無意味な統計でした.
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あと,まぁ連続テレビ小説のちゅらさんが好きやったんで.
ちょうど創業の2007年には続編の「ちゅらさん4」がやってて.
それはそれで揺るがない事実笑